宅ふぁいる便は東京ガスのサービスではありません。
実は大阪ガスのサービスです。
大容量ファイル受け渡しサービスの宅ふぁいる便は、東京ガスグループの会社ではなく、大阪ガスグループのエルネットが提供しているサービスです。宅ふぁいる便は全国利用ができるインターネットサービスで、ユーザーが関東エリアで一番多いので、関東エリアでガス会社がやっているサービスというと、東京ガスのサービスと思われているかもしれません。しかし、大阪ガスのサービスです。ちなみにガスのサービスは地域密着型なので、大阪なら大阪ガス、東京なら東京ガスとなります。
東京ガスには大阪ガス以上にたくさんの関連会社があり、オーストラリアなどの海外にも複数の関連会社を持っています。東京ガスのサイトを見ても、宅ふぁいる便のようなインターネット関連の事業は載っていません。東京ガスにもIT系企業はありますが、企業向けのサービスを行う会社で、一般ユーザー向けの事業ではないようです。
大容量ファイル受け渡しサービスの宅ふぁいる便は、大阪ガスグループのエルネットが提供しているサービスです。東京ガスのサービスと思われたりしますが、東京ガスとは関係ありません。宅ふぁいる便の親会社大阪ガスと東京ガスには特別に資本関係などはありませんが、中京エリアの東邦ガスを加えた大手3社でガス販売の80%以上を占めているという状況なので、ガス機器やその他システムを共同開発するといった協力関係はあります。
宅ふぁいる便の親会社大阪ガスと東京ガスには、ガスの供給エリアがバッティングしないので、ライバル企業のようですが足を引っ張り合うことはありません。大阪ガスにとっては、社内での業務に便利なように作ったシステムが評判になって宅ふぁいる便として一般公開されたわけで、全くガスとは関係ない事業が広まったという形になったようです。大阪ガスの宅ふぁいる便のサービスが全国的に知名度があがりましたので、東京ガスは対抗策として何かサービスを始めるのでしょうか。
宅ふぁいる便が開発された背景には、大阪ガス社内でのファイル受け渡しに関する必要性がありました。大阪ガス株式会社の研究所や技術系部署から「大容量のファイルをインターネット上で安全確実にやりとりする方法はないか」という声が大勢から上がり、従来の手渡しやメール添付でのやり方に替わるシステムを開発することになったのです。
東京ガスと大阪ガスは業務的にほとんど同じですが、なせか東京ガス内では宅ふぁいる便のようなシステム開発には至りませんでした。従来のFTP方式ではセキュリティ的にもいろいろと問題があり、メール添付方式では容量の問題やファイル開封の有無などが確認できないなどがあって、全く違うシステムでファイル交換をする必要がありました。宅ふぁいる便のシステムはいろいろな仕組み試行錯誤し、グリーティングカードをやりとりする仕組みを参考にして完成しました。初め大阪ガス社内専用に利用され、その後一般公開となりました。今では東京ガスの社員も利用しているのでしょうか。